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知らなかった!甘みに健康効果…「バナナの魅力」を3割増しにする方法

世界中で愛されており、一年を通じて食べることができるフルーツといえば……バナナ! その美味しさもさることながら、豊富な栄養による美容・健康効果には脱帽です。

ただ皮をむいて食べるのもよいのですが、加熱したりドリンクにしたり、食べ合わせにこだわったりと一工夫加えることで、さらなる嬉しい効果が得られるスーパーフルーツです。

そこで今回はビューティーフードアドバイザーの筆者が、“バナナの魅力を3割増しにする方法”について、お話していきたいと思います。

 

■バナナのスーパーパワーとは?

まずは、バナナが持つ素晴らしい栄養をおさらいしていきましょう。

(1)手軽にエネルギー補給ができる

バナナの糖質は吸収されやすく、すばやくエネルギーに変わるうえに、エネルギーの持続性に優れています。まさに、エネルギー補給や疲労回復にピッタリな食べ物だということ。

(2)精神が安定し、入眠が促される

バナナに含まれるビタミンB6とトリプトファンという成分は、脳に運ばれるとセロトニンをつくり出し、睡眠を誘います。加えて、神経の興奮を抑えてリラックスさせる作用があるマグネシウムも豊富。寝つきが悪い・睡眠の質が悪いとお悩みの方は、夜にバナナを食べるといいでしょう。

(3)腸内環境を整え免疫力アップ

免疫力の高さは、腸内環境によって大きく左右されます。バナナには、ペクチンという食物繊維やオリゴ糖が豊富。整腸効果が期待できます。

(4)むくみスッキリ

体内の余分な塩分を排出したり、利尿作用をもたらしたりするカリウムが豊富なバナナは、むくみの改善にも役立ちます。

バナナの魅力を再確認できたところで、次はそれをより高める方法をお伝えします。

 

■バナナの魅力を「3割増し」にする方法

ここでは、バナナをより美味しく、健康に食べるための方法を紹介します。

【美味しいバナナの選び方】

(1)付け根がしっかりとしている

(2)ヘタの部分に丸みがある

(3)皮が鮮やかな濃い黄色で、色ムラが少ない

(4)皮に傷が少ない

【バナナの食べどき】

バナナの皮に茶色い斑点“シュガースポット”が現れたときが食べどきです。シュガースポットが出ていないバナナを購入したら、自宅で追熟させましょう。冷蔵庫で保存をすると低温障害を起こして皮が黒くなるので、バナナホルダーに吊るしたり、接地面が少ない状態で保存したりして、いい状態をキープしましょう。

【ホットバナナで糖度UP】

バナナは本来、体の熱を冷ます“陰性”の食べ物。ですが、大量に食べなければ、さほど心配はいりません。それでも冷えが気になる方は、バナナをフライパンで焼いたり、電子レンジで加熱したりしてホットバナナにして食べるといいでしょう。糖度も上がり、美味しさもUPしますよ。

バナナにてんぷら粉をまぶして、油で揚げても美味しく食べられます。

【食べ合わせで健康効果UP】

バナナに含まれるオリゴ糖に、マンゴスチンやパイナップル、ゆずなどに含まれるビタミンB1を合わせると、疲労回復に役立ちます。

 

バナナはスーパーなどで安価で購入できるのが嬉しいところ。自宅に保存しておけば、重宝すること間違いなしですよ。

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