東洋医学コレクションも第8回にやってまいりました!本日は、「クラリセージ」のご紹介です。クラリセージと言われるとすぐにイメージがつきにくい方も多いのではないでしょうか?この機会にクラリセージの効果・効能を知って、私生活に取り入れてもらえればと思います。
クラリセージって?
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クラリは、ラテン語のclarus「明晰な」という言葉が由来です。疲れ目や等の目の疾患に古くから用いられてきました。ワインの風味付けにも使用されてから、香水の原料としても幅広く利用されています。
クラリセージは南ヨーロッパが原産の2年草、または多年草の草本です。草丈は30~120cm程になります。白やピンク、紫、青などの様々な色の花を咲かせます。寒さに強く、庭にも植えれれるとても身近な植物です。
クラリセージの効果・効能
心への効能
心を強壮するとともにリラックスさせる効果があります。優柔不断や混乱、不安といった感情を和らげ、心を安定させ明晰さを回復してくれます。人生の目的にきちんと直面でき、インスピレーションが得られるようになります。
体への効能
多岐にわたり、アロマセラピーでは重要な精油のひとつです。まず、特徴的なのは、女性特有の不調によく効くことです。月経痛やPMS、分娩時の痛みや不安の緩和にもいいと言われています。また、クラリセージは調整し、鎮痙し、鎮痛する作用があります。筋肉痛、痙攣、頭痛、偏頭痛といった症状に効果的です。呼吸器系にも働きかけます。去痰や抗感染、抗カタル作用に優れるので、咳やのどの感染症、気管支炎にいいです。
皮膚への効能
頭皮や肌にもとてもおすすめの精油です。皮膚の感染症を防いでくれます。余分な皮脂分泌を抑え、肌を引き締めてくれます。頭皮に使用すると、フケの防止や育毛促進、脱毛予防が期待できます。
体の効果
- 抗菌作用
- 抗うつ作用
- 抗真菌作用
- 抗感染作用
- 鎮經作用
- 駆風作用
- 消化促進作用
- 神経強壮作用
- 静脈強壮作用
- 健胃作用
- 子宮強壮作用
- 女性ホルモン調整作用
- 鎮静作用
- 鎮痛作用
- 血圧降下作用
- 制汗作用
- 催淫作用
- 神経バランス調整作用
- 中枢神経抑制作用
- 抗カタル作用
肌への効果
- 収れん作用
- 皮膚再生作用
- 皮脂抑制作用
- 抗感染作用
- デオドラント作用