東洋医学コレクションも第18回がやってまいりました!本日は「バジル」のご紹介をしていきます。バジルと聞くと食用にも使われるハーブのため、パスタなどの料理でも使われることが多く普段手に触れることも多いのではないでしょうか。
香りも味もスパイシーことから「ハーブの王」とも呼ばれています。ニキビや虫刺されの効果もあるので普段の生活に取り入れやすいアロマオイルになっています。ぜひチェックしてみてください♪
バジルとは?
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香りのよさから「ハーブの王」とも呼ばれているバジル。草丈は30〜50cmの一年草で、イタリア料理に欠かせないバジルの葉には、柔らかい毛が生えています。和名は「目箒(めぼうき)」といい、江戸時代には漢方薬として、バジルの種が目の汚れ取りに使われていることからこの名がつきました。
またバジルは古くから世界各地で薬草として使われてきた歴史があります。エジプト人はバジルで冠を編んでいましたが、これはバジルの香りに意識を覚醒させる作用があると言われています。インドのアーユルヴェーダ医学や中国でも古代からさまざまな用途で活用されていました。近年ではバジルに含まれてるβカルテンには免疫力を高め、抗酸化作用があると言われ、ガンやエイジング対策につながる考えられています。
植物の特徴
バジルは沢山の種類があり、同じOcimum basilicumのバジルにもいくつかのケモタイプが存在します。市場に多く出回っているバジルの精油は、リナロールの含有率が50%以上のものと、メチルチャビコールが85%以上のものが殆どです。
バジルの効果・効能
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心への効能
不安や自信のなさを鎮め、自分の本当の気持ちを自由に表現することを助けてくれます。神経質になりすぎてしまったり、頭で考えすぎてしまう人におすすめの香りです。
体への効能
消化促進作用、鎮痛作用、呼吸器系の不調緩和に効果的です。ストレス性の胃痛や頭痛に良く効きます。女性ホルモンの調整作用があり、月経痛や月経不順等の改善にいいです。ケモタイプであるバジルリナロールは、より神経強壮や疲労回復、免疫向上の作用に優れます。バジルメチルカビコールの方は、より喘息の治癒、抗アレルギーや去痰に優れます。
- 鎮痛作用
- 刺激作用
- 消化促進作用
- 呼吸器系の不調改善
- 嗅覚の回復
- アレルギー症状の緩和
- 殺菌作用
- 女性ホルモン調整作用
- 防虫作用
- 強壮作用
- 去痰作用
- 健胃作用
- 抗うつ作用
- 発汗作用
- 鎮經作用
- 疲労回復作用
- 筋肉弛緩作用
皮膚への効能
肌へは殺菌、浄化作用があります。ニキビを治し、綺麗な肌にしてくれます。
- 皮膚強壮作用
- 殺菌作用
- 浄化作用
- ニキビの改善